日本では引き続きブームらしいパンケーキ、パリでもじわじわと人気が出てきています。さすがに×時間待ちの行列!といった騒ぎはないのですが、流行に敏感なお洒落系カフェのメニューに取り入れられていたりして、ハンバーガーに続くスタイリッシュなアメリカンフードとして世間に認知されてきた模様。
そのファッショニスタ御用達お洒落カフェの代表格、サンマルタン運河のHolybellyはパリのサードウェイブ(第三の波)コーヒーを牽引する存在のひとつ。世界中に広まったスターバックスなどのシアトル系コーヒーが第二の波で、次に来た「バリスタが厳選した豆を使いひとつひとつ丁寧に淹れるコーヒー」が第三の波らしいです。東京ではサードウェイブのBlue Bottle Coffeeが上陸してコーヒーを買うのに3時間待ちというニュースを聞き、相変わらず人々がアグレッシブだなあと感心したり・・・。
さてさてHolybellyのパンケーキは2種類、果物とホイップクリームのタイプと、目玉焼き&ベーコンです。目玉焼きの方にも甘いシロップがかかっていて一瞬躊躇しますが、意外とカリカリベーコンと相性が良くて美味しいです。アメリカンパンケーキがベースなので、日本で出される厚みのあるふわふわケーキと違うのはちょっと残念。
ちなみに日本人が大好きな「しっとり、ふわふわ」という食感はフランスではそんなにウケが良くなくて、どちらかというとクロッカント(歯ごたえがあってカリカリ)な物の方が好まれるようです。そのせいかパンでもお菓子でもどっしりした物が多く、軽くてふんわりした食べ物があまり無いのが悲しいところ。
♡クリックして頂けたら嬉しいです♡