ジビエを食べよう第三弾は、野ウサギ、鹿ときていよいよ鳥に突入。レストランは押しも押されもせぬパリの人気店、La Régalade(ラ・レガラード)です。一番最初に行ったのが
サントノレの2号店だったので、ぜひ14区の本店にも行ってみたいな〜と思い続けていました。ただ思い立って前日に予約の電話をしてみても「22時からなら空いてますが・・・」なんて言われることが多く、面倒臭がりの私には敷居の高いお店でしたが、どうしてもジビエが食べたい一心で今回は3週間も前にちゃんと予約しました。
前菜はカボチャのスープ。まず最初にお皿が運ばれてきて、後からスープが注がれるというスタイル。スープ自体は普通のカボチャ味であるものの、浮かんでいるカリカリのフォアグラや茸が良いアクセントになっていて美味。
そして待望のジビエは・・・本命のライチョウがメニューになかったため、ヤマウズラの若鳥にしました。じっくりグリルされて登場。これも調理の仕方が上手なお陰が、「臭い」という感じはしませんでしたが、まさに滋養ともいうべき独特の風味の濃さを感じました。前回の鹿に比べると「ジビエを食べたぞ!」と思える満足感があってヨシ。
デザートは名物のスフレ。グランマルニエがよーく効いていてふわふわで美味しい・・・のですが、ここに来てあまりのお腹いっぱいさに眩暈がするほど。それほど重くない料理を選択したつもりだったのに、前菜の前に出されたお通しのパテを食べ過ぎてしまったのか、ジビエの栄養が体中に廻ってきたのか。
やはりRégalade(=大好物をむしゃむしゃ食べる)というだけあって胃袋が試されるビストロなのかもしれません。そしてこれだけのクオリティで、夜のコースが前菜+メイン+デザート付きで37ユーロという驚愕のお値段設定こそ、このお店が連日満員を記録する理由だと思いました。
二回転分の予約を取るだけあって、何時になっても空席待ちのお客さんでいっぱい。
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