パリのカフェ巡りにもそろそろ飽きてきた頃なので、次はワインバー巡りでもしてみようかと思いついた今日この頃。もともとそんなに酒好きというほどでもないのですが、フランスに越してきて食後のチーズが習慣になったあたりから、やっぱりワインがあるとチーズの味がぐっと引き立つな〜と思い始め、特に知識もないけれど当てずっぽうで飲んでいます。
最近ではすっかりビオブームがワインにも及び、自然派ワインが流行り!と聞くのでとりあえず、ビオワインレストランの元祖・Le Verre Volé(ル・ヴェール・ヴォレ)にてランチ。
サンマルタン運河のすぐ横にあるカジュアルなビストロで、グラスワインも頼める気軽さがよいです。メニューを見たら「我々がおすすめしますので、ワインリストはありません!」と誇り高き一文。ということで乳飲み仔牛のロール焼きと、それに合わせて選んで貰ったロワール地方の白ワインです。
この白ワインを一口飲んでビックリ!葡萄っぽさを感じないワインらしからぬ味で、トロピカルな香り・・・今までに飲んだことのない未知との出会いでした。お料理は大きな塊肉にじゃがいものピュレとサラダを添えたボリュームたっぷりのビストロ定番風だったので、これだけだったらしつこくて食べ切れなかったと思うのですが、爽やかでパンチのあるワインのお陰で美味しく戴けました。
食後のデザートにはブランマンジェを頼んでみたところ、上に酸っぱい杏のコンポートが乗っていてまた爽やかな感じ。重い食事の後に良いバランスだな〜と思いました。今後も他力本願で進むワイン道、奥が深いです。
♡クリックして頂けたら嬉しいです♡