昨日から夏のソルド(バーゲンセール)が一斉に始まりました。分かってはいたものの、怖いもの見たさ(?)でデパートを覗いてみると、溢れんばかりの人人人・・・。高級ブランドにはお約束の中国人観光客が長蛇の列を作り、ZARAやH&Mにはフランス人の若い女の子たちが群がって、見ただけでもすっかり疲労感。本丸を攻めるのは諦めて、のんびりサンマルタン運河にお出かけすることに。
パリ中心地の喧騒とは裏腹に、相変わらずゆる〜い空気が流れるこの界隈。それでもお気に入りアクセサリーショップのMedecine Douceがあったり、Claudie Pierlotのストック(アウトレット店)があったりとけっこうお買い物も楽しめる場所なのです。
ランチがてら今日はベジタリアン・カフェのTuck SHOPに入ってみました。
この辺りのカフェに共通する、気取らないというか大雑把な雰囲気の中、出されたスープとサンドイッチは意外に手が込んでいて美味しかったです。フランスの定番・ズッキーニのスープにはタイムのハーブが仕込まれてちょっと変わったアクセントになっていたり、ナスとフムス(ヒヨコ豆のペースト)を挟んだサンドイッチも丁度よいバランス。
カウンターの店員さんが英語で話しているな〜と思っていたら、オーストラリア人の女性3人組がオーナーのお店ということで、tuckというのは食べ物を意味する英語のスラングなんだそうです。このお店のお隣さんはNY出身の男性によるBob’s Juice Barなので、パリにいながらちょっとした異国のヘルシー通りといったところかも?
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