クリスマスのご馳走に始まって、次の日は余ったローストチキンとお客様から戴いた赤ワインでまたまた飲んだくれ、まだ白ワインもあるからと牡蠣をケース買いしてみたり、食い倒れが止まらない年末・・・。
そしてこの時期、スペシャルなチーズといえば大好きなモン・ドール。夏のあいだ山の高地で放牧された牛から作るので販売は秋から春先にかけての期間限定、9月になって店頭に並ぶ姿を見ると「今年もこの季節がきたな〜」と思うマツタケのような(?)存在です。
木枠に入れて作られるウォッシュタイプのチーズなのですが、臭みの強い他のオレンジ色チーズに比べて割とマイルドな味わいで、日本では”スプーンですくってとろとろクリーミー”という売り文句で販売されているようです。実はモン・ドールにはフランス産のモン・ドールとスイス産のヴァシュラン・モン・ドールの2種類があって、我が家は揃ってスイスのヴァシュランびいき。パリへ来てあれが食べられないのが残念だね〜と言っていたところ、先日の夫ジュネーブ出張にて無事ゲット!今年も味わうことができました。
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、オレンジ色の表皮をパカッとめくってニンニクと白ワインを入れ、オーブンに入れてフォンデュ風に溶かして食べるのがお気に入り。普段は和食の食材が手に入らずに悲しいこともあるけれど、チーズを食べる時だけはフランスにいてよかった♡と思う瞬間なのです。
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