パリ5区にあるムフタール通りは、古代ローマ時代から存在するというパリで最も古い通りの一つで、威勢のいい八百屋や魚屋をはじめ小さなカフェや気軽なビストロが軒を連ねていつも賑わっている所です。
パリは観光のメッカとはいえ同時にフランスいちの都会でもあるため、場所によっては味も素っ気もないようなただのビル群と渋滞の車だけという所もありますが、このムフタール通りには時間が止まったようなのんびりムードがいつも漂っています。パリというよりは、フランスの田舎に行った時の町一番の目抜き通りを思い出すような感じ。
夫はこの通りがいたくお気に入りらしく、何だかんだと言ってはよく遊びに来ています。そもそもミシュラン星付きのレストランはいちいち予約して待つのが面倒だし、通りをぶらつきながらお店のメニューを見てあれこれ言い合うのもまたひとつの楽しみ。
今日は以前に
おすすめビストロを教えてくれた友人がここもなかなか、と言っていたお店に入ってみました。前菜はエクルビス(ザリガニ)のラビオリにアスパラガスソースをかけたもの。そしてメインは珍しく肉ではなくて海のリゾットにしてみました。メニューの段階では鴨にしようかと思っていたのに、隣の人が食べていたリゾットがとても美味しそうだったので・・・。
お腹いっぱいと言いながら美味しくデザートまで頂きました。意外に有名どころのワインがちゃんと揃っていたのと、サービス係の女性がとっても親切でてきぱきと働いていたのでかなり好印象のお店です。
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