ここしばらく蚤の市にカメラを持って行かなかったのでブログに書くこともなかったのですが、今日はちゃんと風景を撮ってきました!カルージュはジュネーブの南側、アルブ川を越えたところにある小さな町です。
ジュネーブの中心からトラム(路面電車)で20分くらいとすぐ近くにあるのに、町の雰囲気はずいぶんと異なります。宗教改革によって地味なネズミ色の建物ばかりになったジュネーブと違って、カルージュはイタリアのサルデーニヤ王がトリノの建築家に依頼して作った町なので、イタリアの影響を受けたカラフルで可愛らしい景観なのです。
この日は蚤の市ではなく住民参加のフリーマーケットというイベントだったので、出店者もほとんど素人ばかりでほのぼのした感じ。こちらも掘り出し物探しに本気というわけでもなく、暇な週末を楽しく過ごすついでに何かあればいいな〜くらいのつもりで気軽にお散歩しました。
お昼はメニューがとっても気になったコロンビア料理の屋台にて。こちらはタマル・ポレンタという名前の料理で、鶏肉や人参などの野菜をポレンタ(とうもろこし粉を練ったもの)で覆い、バナナの葉でくるんで茹でたもの。
そしてこのスープはメニューに出ていなかったのですが、お店の人が食べていてとっても美味しそうだったので、聞いてみたら快く分けてくれた賄い料理です・笑
これもコロンビアではおふくろの味と言われる定番なのだとか。
初めて食べたコロンビア料理は意外にも日本風の優しい味で美味しかったです。付け合せにいつも刻み野菜の調味料が付いてきて(写真の端っこにちょっと写っているもの)、これがとっても辛いのに料理に良く合う!醤油のような存在です。
怪しげだったお天気もなんとか持ちこたえて、穏やかな日曜日になりました。
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