さて、モンペリエに来ています。
ふらりと訪れた旅行者にも、住んでみたいと思わせる街・・・という触れ込みらしいモンペリエ、たしかにとても良い雰囲気です。全体的には穏やかなフランスの地方都市でありながら、典型的な街のイメージとはちょっと違った感じ。あちこちに植えてあるヤシの木や、路地裏の怪しげなムードがバルセロナを思い出させて、南国のエッセンスが加わったフランスというところでしょうか。
街の規模はそれほど大きくないものの、旧市街に見所がギュッと凝縮されていて観光ポイントが多く、迷路のような小さな路地をくねくね抜けていくのでけっこう歩き応えがあります。
マリメッコみたいなお花のトラム(路面電車)が可愛くて激写。
南だけあってまだまだ気温も高く夏モードなので、広場のいたるところにテラス席が設けられていて賑わっています。こういうテラスの喧騒が夜遅くまで続くところがいかにも素敵なバカンス中〜という雰囲気で、モンペリエがフランス人にとって人気の観光地であることも納得。
ちなみに夕ごはんには地元で人気らしいお寿司屋さんに行きました。前に
ジュネーブの回転寿司屋で大騒ぎをしていたのに、ここにもアッサリあった・・・。
比べてしまえば日本のホンモノ寿司には勝らないけれど、何よりサービスが早い!というのが日本食レストランの良いところ。メニューを見ながら夫とダラダラ喋っていたら何度も「ご注文お決まりですか?」と聞かれてしまって、そうか我が家もずいぶんジュネーブナイズドしたんだな〜と妙に感心してしまいました。
(ジュネーブでもフランスでも、食前酒を飲みながら15分くらいメニューについて話し合って、それでもサービス係がまだ来てくれない・・・というのが割と標準です)