ただいまパリはとっても暑いです。
そういえば真夏のパリに来たのは3年ぶりで、こんなに暑いということを忘れていました。ジュネーブの夏も暑いと思っていたけれど、やっぱりスイスは避暑地だったんだなあ・・・。
せっかくだからセールに行こうかと街に繰り出してみても、あまりの暑さと人出にクラクラして気を失いそうになるので、結局ホテルのプールに浮かんでプカプカしたりサウナに入ったり(サウナが暑いのは平気という矛盾・笑)して過ごしています。
夫は毎日会食が入っていて夕飯の2回しか一緒にごはんを食べる日がないので、慎重に選んだレストランのひとつ、Chez Michel。フランス北西部、ブルターニュの料理を出すビストロです。
前菜はヴィシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)。スープ皿の中にチーズやカリカリのオニオンが入っていて、スーピエールから好きなだけ注いで戴くスタイルでした。写真で見るとそうでもないこのスーピエールがどどーんと大きくて、さすがにこれ一杯は飲めません・・・。
メインは子牛のピカタ。一番軽そうなものをリクエストしたらこれをおすすめされました。たしかにお肉でも薄切りなのであっさり食べられます。普通といえば普通な、普通に美味しいお皿でした。
デザートにはブルターニュといえばのクイニーアマン。自家製だそうです。6月にブルターニュへ行った時、クイニーアマンは色々なレシピがあってお店によって全然違うんですよと教えてもらったのですが、ここのはぺっちゃんこでバターたっぷりタイプでした。
もともとボリュームたっぷりのメニューが多いと聞いていたので、全て少なめに作って下さいとお願いしたらちょうどいい感じ。暑さに負けてとにかく軽いものを食べようと思ったため、せっかくブルターニュ料理屋さんに来たのに魚料理を食べるのをすっかり忘れました・・・。
ちなみに・・・人気のビストロと聞いていたわりにはお客さんも少なくてまったりムードだったので、それとなくサービスの人に聞いてみたところ、「この暑さだからお店が盛り上がるのは21時過ぎてからですよ」とのお答え。
そのとき周りを見回してみるとお客さんの半分は日本人でした。やっぱり日本人は律儀に19時夕飯がお約束!