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  • 2016.08.04 Thursday
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うれしはずかし新入生

本日より、ジュネーブ大学の大学生として学生生活をスタートしました。本当はジュネーブに住み始めてからすぐにでも大学に通いたかったのですが、フランス語の壁は遥かに高く、初年度は大学受付のおばちゃんに言われたことすら理解できない有様・・・。そして苦節1年半、無事にDELFを取得し、入試にも合格してやっとこ漕ぎ着けたというわけです。

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

ジュネーブ大学は市内にいくつかのキャンパスを持っていて、ピカピカ最新のユニ・マイルも便利でいいけれど、私が一番好きなのは古き良きヨーロッパの面影を残すバスティオンの校舎です。大学なのか公園なのかよく分からない敷地は市民達の憩いの場で、ピクニックをしたり、読書をしたり、チェスのおじさん達がいたり。厳しい冬を前に太陽がくれる最後の恩恵に預かるべく、思い思いに日向ぼっこをしている姿はこの世の楽園といった感じののどかさ。

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

イライラするような事があってもバスティオンの並木道を歩いていると不思議と肩の力が抜けていくような感じがして、やっぱり自然の力は偉大なのだなと気づかされます。ということで、今日から勉強に励むため(たぶん)、ブログの更新も遅くなるかもしれませんが、ボチボチと続けていきたいと思っていますのでどうぞ宜しくお願いします。

Le Landeronの蚤の市

電車を乗り継いで、Le Landeron(ル・ランドロン)の街へやって来ました。いつも見慣れたレマン湖を越え、ヌシャテル湖を越え、さらに行ったビール湖まで。

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

考えてみると久しぶりにスイスで遠出した蚤の市です。今日はお天気が悪かったのか朝からものすごい霧で、電車に乗っていると両側の窓から見える景色が真っ白になってしまうほど。改めてスイスは山国なんだなあと思ったりして・・・。

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

蚤の市は町内総出といった雰囲気で、もちろん出店しているのはプロのブロカントなのですが、あちこちのスタンドでソーセージを焼いたりワインを売ったりしているのは地元の住民たち。「あれ〜○○さん今日売り子なの?じゃあビール買ってくわ」ってな感じでほのぼのとした会話がなされていました。地元特産・ランドロンのMoûtという張り紙に魅かれてまた飲んでしまった葡萄ジュースは、樽から注いでくれたフレッシュな味でやっぱり美味しい!

Minuit à Paris (Midnight in Paris)

実は今月から夫の大出張フェアーが始まりました。スペイン→チューリッヒ→日本と息つく暇も無く駆け回って、家にはほとんど不在。そしてこういう時の私の楽しみといえば、夕飯の支度を気にすることなく映画を見に行くことなのです(なんて良き妻!)。

もともと昼に見に行けば夕飯は関係ないじゃないかという話なのですが、私の中で映画というのは仕事が早く終わった日に行かれるたまの贅沢という位置づけだったので、毎日が夏休みの今になっても何となく昼間っから見に行く気にはなれないのですね・・・。

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

お気に入りの映画館は住宅街にひっそり佇んでいる古臭〜い所で、銀座の路地裏にある単館映画館を思わせるような雰囲気。いつ行ってもお客が数人しかいなくて、一体どうやって経営しているのかは謎です。でも入り口にあるタイトルと放映時間の表示がプラスチックのアルファベットを並べて作られていたりして、意外に凝ってるし可愛い・・・と思っています。いちいち組み合わせて貼ってるんでしょうか。

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

ジュネーブ、アンティークと雑貨の日々

前置きが長くなりましたが、本日見たのは「午前零時、パリで」。何の予備知識もなくただパリを題材にした映画が見たくて選んでみたら、ウディ・アレン監督の2011年新作でした。どうやら日本ではまだ公開されていないようなので、ごく簡単にあらすじを説明すると

「結婚を控えたアメリカ人カップルがパリ旅行に来た。ショッピングにレストランにと浮かれる彼女&その両親に対して、脚本家の主人公はもっとパリの芸術的な面を見たいと願う。ある夜、彼女がダンスパーティに行ってしまい置いてきぼりにされた主人公が深夜のパリを徘徊していると、不思議な一台の車が近づいてくる。思わず乗ってしまったら、車が着いた先はなんと1920年代の古き良きパリ!」

・・・という、言ってしまえばタイムトリップものです。

たぶん日本人にとって年末の新撰組特番で沖田総司は薄幸の美少年じゃなきゃ!というのがあるように、アメリカ人にとっても典型的・固定キャラというのがあるらしくて、ヘミングウェイがやたらマッチョだったりダリが明らかに変人だったりデフォルメされた姿が笑えます。ただし教養の足らない私にとってはこの人誰?というのもあったりして、芸術的造詣が深くないとちょっと楽しめない気も。

一方でレトロなムードに彩られたパリの映像はとても美しくて、やっぱり綺麗な街だなあとウットリ。完璧に編集された映画の中のパリは実際の汚さや臭さがシャットダウンされているので観賞用にもってこいです。ストーリーも難しくなくてそれなりにオチも付いているし、一人で何となく見るには打ってつけの作品でした。




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