日本は猛暑と聞きましたが、こちらジュネーブは夏だというのに雨ばかり降って寒いし全く盛り上がらない夏休みとなっております。そんな冷夏の日々でも今日は珍しく晴れ間が覗いたので、前から気になっていたビオのカフェに出かけてみました。
金融関係のオフィスが連なり仕立ての良いスーツをビシッと着こなしたビジネスマンが行きかうBel-Air(ベレール)の大通りに最近オープンしたお店で、スイスらしからぬお洒落っぽさに工事中の時から期待して待っていたのです。
ベジタリアンとトラディショナルというカテゴリーのプレートがそれぞれ2種類ずつあって、私は夏巻(なぜかスイスでは生春巻を夏巻、揚げたものを春巻と呼んでいます)のサラダを注文。いかにもビオ的な野菜たっぷりのサラダですがアーモンドが効かせてあるのでカリカリと香ばしく、草っぽくなりがちなサラダにも良いアクセントが。
夫の頼んだタンドリーチキンとサフランライス。こういう女子っぽいお店は気乗りしない風だった夫も、これはけっこう美味しいと好評価。さすがに男2人という組み合わせはいなくて、お店のほとんどを占めているのはお喋りが止まらない女性2人連れでした。
オープン間もないながらもなかなかの人気らしく、お昼はなるべく予約した方がいいとのこと。特に店内に2つあるテーブル席と外のテラスは人気らしくて今日も朝電話してぎりぎりセーフでした。後は大きなテーブルが1つあって学生食堂のように相席で食べられるようになっています。
産地にこだわったビオ食材はやっぱり美味しいし、ジュネーブでは珍しい白茶なども取り揃えているので今度は持ち帰りでコツコツ試してみたいなと思いました。一人でサービスを切り盛りするお兄さんは忙しく動き回りつつもとっても愛想が良くて、なぜか私がフランス語で話しているのに英語で返してくれるという謎のサービス(私のフラ語が下手だから?)。でもお洒落カフェなのに外国人に対して進んで英語を話してくれようとする心意気はかなりポイント高し。
<I feel Bio>
12 rue de la Corraterie, 1204
Genève