土曜日の
フェルネの朝市へ行く度に、帰り道見かけて気になっていたフレンチレストラン。マルシェの通りの一本手前にあります。
初回なのでランチでも、とお店を覗いてみると中はガラーンとしていて「ただいまテラスで営業中」の張り紙が。裏庭にかなり本格的なテラス席が設置されていました。
アミューズが出ると思っていなかったのでちょっと驚き。ズッキーニやアボカドのムースが綺麗に盛り付けられています。
前菜。パリパリに揚げたパータフィロでカニとアボカドのマリネを挟んだもの。八角のような、何か中華のスパイスで味付けをしているようです。こちらでは珍しいイクラがふんだんに使われているのが良い、と夫談。
メインは鴨のロースト。皮に胡麻が焼き付けられていて、こちらもソースにちょっぴり中華スパイスが隠し味。
デザート。チョコレートムースを薄いチョコでコーティングしたもの。緑色のムースはミント味。
色彩豊かなプレートにアジアン風スパイスを取り入れるなど、田舎のレストランにしては斬新で流行を勉強しているんだなあと感心。前菜+メイン、メイン+デザート、もしくは3皿と選べて、お値段25ユーロ〜30ユーロくらいというのも良心的だと思います。パリのレストランと比べてしまえばイマイチ垢抜けない点もあるけれど、この季節に綺麗なテラスで美しい花に囲まれて食事ができるのが何よりの高ポイントかと。
ちなみにこの日、夜は友人宅の広〜いお庭でバーベキューでした。
自然の中で炭火焼するといつものお肉もぐんと美味しくなるのはなんででしょう。スイス人のバーベキュー好きにも納得できます。
さすがにこの日は食べ過ぎて、家に帰るとグッタリでした・・・。