翌朝、快晴の中いよいよユングフラウヨッホに向けて出発。途中グリンデルワルトというハイキングのメッカにて乗り換え。ここはまさにスイスの田舎町といった風情で日本人(の多分おじちゃんおばちゃん)にも人気があるため、町には日本語の観光案内所があるというサービスぶり。
ここまで来ると、もうハイジが住んでいそうなスイスのイメージそのもの。町のすぐ後ろが山・・・なのか山の合間に町があるのか、雄大な山に近すぎて遠近感覚が掴めなくなってきます。
その後もさらに乗換えを繰り返し、いよいよ最後の登山列車へ。トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるユングフラウヨッホ駅はその名の通りヨーロッパの最高地点にある駅です。降りると広がる、真っ白な世界!
ショボカメラのためパノラマ感がお伝えできず残念ですが、文句なしに「おお〜っ」と叫んでしまう素晴らしさ。自然って偉大・・・と無条件に思える瞬間。しかしこの雪の中、壁をよじ登って頂上に這い上がる登山家がいるって、本当に人間て逞しい。
人が粒のようだ・・・
昨年冬に標高3千メートルのスキー場でマイナス25度体験をして以来、またあの激寒を味わったらどうしようと不安を抱いて来たのですが、駅舎はしっかりした建物で中にいると暖かく、カフェや土産物屋も賑わっている安心の観光地でした。外に出れば直接雪の上を歩くことができて、中の展望台からも景色を楽しめるので飽きません。
こんな時にもちゃっかり入手したお土産。レトロ風デザインと色使いがかわいいユング鉄道ステッカー。
そしてこれは・・・ホテルに置いてあったサニタリー袋です。シンプルなデザインで十字マークのポイントが効いてるし、あんまりサニタリーっぽくないからいいかな?と思ってちょっくら失敬。
久しぶりに大自然に触れて充実した旅でした。帰りの電車では猛烈な眠気に襲われてしばし居眠りし、起きたら体も軽いし息切れもしない!どうやらあれがかの有名な高山病だったのか・・・とまたひとつ貴重な体験。