フランスのワイン業界最大のイベント、サロン・デ・ヴァンに行ってきました!このイベントでは、スーパーや大手ワインショップなどに卸していない小規模生産の独立系ワイン農家が直にブースを構え、その数はなんと千あまり。広い会場内に所狭しと小さなテーブルがひしめきあっています。
入場するとテイスティング用のグラスを1つ手渡され、それを持ってあっちこっちで味見をしながら、お気に入りの1本を探してうろうろ。目印となるよう地域ごとに色分けされたプラカードが掲げられ、醸造所と産地の名前が書かれているのですが、いかんせん会場が広大すぎて端から順に見ていくだけでも非常に時間がかかります。
サクラサク、合格発表の瞬間・・・ではなく、ずらりと並ぶ生産者の名前リストからお目当てのブースを探す人々の図。
会場の案内図で見てもこれだけの数が集まっているので、やはりフランス最大の名は伊達ではありません。
単に遊びに来ただけの一般客以外にも、カートを引きながら真剣な眼差しで品定めをするプロのワイン業者やレストラン関係者などが数多くいるので、この機会を逃すまいと売るほうも力が入ります。各ブースの後ろに山のように積み上がっている箱入りのワインも、人気商品は最終日に売切れになっているところが多いとか。
飲んべえな上にお酒が強い人なら、一日中ワインを飲み続けられる夢のような場所。私は特にワインに詳しくもなく目利きでもないので、普段好きな産地のものを適当に試飲しながら美味しいなと思ったPommardとGevrey-Chambertinを買いました。たくさんテイスティングできるようにとお昼ご飯をしっかり食べていったこともあり、酔っ払うことなく最後のブースまで見て無事終了。楽しいイベントでした。
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