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  • 2016.08.04 Thursday
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Abri

パリで評判のレストランは星の数ほどあれど、日本人が厨房にいない所はないのではと思えるほど活躍目覚しいジャパニーズ・シェフたち。知り合いのレストランオーナーからも「日本人は手先が器用だし、真面目で仕事ぶりも素晴らしいよ!」と絶賛の声が多く、なんだか自分のことのように嬉しいものです。

2012年にオープンして以来、パリで予約の取れないビストロの仲間入りを果たした「Abri」も、ロブションやタイユヴァン、アガペを渡り歩いた実力派日本人シェフのお店で、食通フランス人からぜひ行くべし!と噂を聞いて以来ずっと気になっていたお店でした。やっと重い腰を上げて予約の電話をすると、「予約は12:30からか13:30からのみです」と言われてビックリ。食事はゆっくり時間をかけて楽しむのが基本のフランスで、このきちんとした二回転・・・強気です。うっかり通り過ぎてしまうほど目立たない小さなお店の中では、面積のほとんどを占めるオープンキッチンの周りに数えるほどのテーブルと椅子が置かれ、中央でシェフが黙々と料理を作り続けるその姿はまるで、サムライと見まごうほど??



素材の味を活かしてシンプルながらも、見えないところで丁寧に作りこまれたお料理には心なしか日本の侘び寂びが感じられるようで、唐突に雑誌・クウネルや天然生活を思い出しました。最近のアンティーク界でも主流になりつつある、和のセンスに西洋のクリエイティビティを融合したようなあの雰囲気。





メインの子羊ローストは恐ろしいほどキュイッソンの加減が完璧で、淡々としていながらも仕事へのプライドの高さを感じさせるシェフの技を目の当たりにしました。



雪国の風車のような・・・ミルフィーユの上に飾られた、パリパリの林檎チップスが美味しかったです。最後のデザートまでしっかり作りこんで、名店の面目躍如。



料理はお任せの前菜2品、メインは肉か魚を選択してデザートもお任せというシステムなのですが、食事中にふと気づくと隣のテーブルの人が食べているものが私たちとは違う!どうやらメイン以外はそれぞれのテーブルに異なった料理を出しているようです。それが食材の節約のためなのか、遊び心なのかは分かりませんが、上手い工夫だな〜と唸ってしまいました。食い意地の張った私みたいな人は、隣が食べていた物が気になってまたお店に来てしまうことでしょう・・・

いくら美食の国と言われていても、近年の不況で余裕が無いフランスの飲食業界。シェフも手を動かすだけでは足りず、頭も使える人でないと生き残っていけないこの状況で、外国人として頑張っている若い日本人は本当に立派だなとつくづく感心しました。お料理が美味しかったことはもちろん、随所に感じさせる反骨精神にも心くすぐられたAbriです。



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Caillebotte

映画「アメリ」で一躍有名になったモンマルトルの丘がある9区。個人的には雰囲気があまり好きな区ではないので滅多に行かないのですが、最近はスノッブ地区を避けるようにあえてここにお店をオープンするレストランも多く、久しぶりに出かけてみました。9区人気店の先駆け的存在、Le Pantruche(ル・パントルーシュ)が予約にあぶれた人のために作ったという2号店、Caillebotte(カイユボット)です。



モダンなインテリアのすっきりした店内にふさわしく、料理もシンプルでいて計算されたプレゼンテーション。もはやネオビストロ系のお約束となったふわふわエスプーマと、鮮やかなベトラーヴを差し色にする盛り付けがいかにもな感じです。



デザートのグレープフルーツとピスタチオのアイスも美しい色合わせ。ただしフルーツの酸味とアイスの甘さはいまいち上手く繋がっていないようで、もう少し工夫が必要かも。

これを食べている横のテーブルでフランス人のおばさん二人が前菜の「スープがしょっぱすぎる!」と騒ぎ始め、呼ばれたサービス係のお兄さんはイヤな顔ひとつせずに「シェフに確認して参ります」と颯爽と奥に消え、結果として他の前菜を新たに運んできていました。これがもっと安い店であれば店員といえども「ハァ?何言ってんの!?じゃあ食べ残せば」なんて態度が当たり前のフランスにおいて、高級店のサービスって大変だな・・・としみじみ思いつつ静かにデザートを平らげました。



これだけ手の込んだ造りでメイン+デザートが19ユーロ(ランチのみ)、おまけにサービス係の愛想もよく申し分ないわけですが・・・やっぱり私にはこのネオビストロというジャンルはしっくりこないんだなあということを妙に再確認した日でした。何というか、とても優秀でソツがないんだけど、どこか型通りすぎて面白みがない感じ。それよりもパーフェクトじゃなくていいから何か一点で強いポリシーや情熱みたいな人間臭さを感じさせてくれる料理の方が好きだな〜と考えながら、これって昭和のおじさんが「最近の若者は“ゆとり”だからさー」と愚痴っている構造と同じなんじゃないかとふと気づき、自分の老化(?)に慄いた瞬間でした。



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グルメバーガー@ Le Camion Qui Fume

流行り廃りが激しい東京と違ってわりと保守的なパリでも、やっぱりそれなりのブームというものはあって、ここ数年では素材にこだわった本格的グルメバーガーの波が来ています。特にフード・トラックという新たな文化を定着させ、ハンバーガーブームの火付け役になったと言われているのが、Le Camion Qui Fume(ル・カミオン・キ・フューム)というキッチン付きトラックで移動販売をするお店。fumerはフランス語で≪煙を出す≫という意味の動詞で、煙草を吸う時などに使われるのですが、この場合はバーガーのパテが煙を上げながらじゅうじゅうと焼ける様子を表現しているようです。

たまたま家の近所でトラックが走っているのを見かけたので、調べてみたら意外と遠くない場所で出店していることを知り、さっそく行ってみました。たまに出かける映画館前にて、噂のトラック発見!



窓が開いた途端、寒いなか人が並び始めてビックリ。



お天気が良い日だと30分待ちの大行列になったりするらしいですが、さすがに今日はものの10分くらいで買えました。こちらが有難きハンバーガー様のお姿。初めてなので「クラシック」という一番無難なメニューにしてみました。ポテト付きで10.5ユーロなり。



某グルメ雑誌では、「美食の国フランスで、アメリカからやって来たファストフードのトラックに大金を払って殺到するなど情けないやら滑稽やら云々・・・」とコキ下ろされていましたが、やっぱり冷凍イモや中国産腐(?)肉を使わずにきちんと作ったハンバーガーがそれなりの値段なのは仕方が無いことだと思うし、安全に食べるカジュアルフードとしては充分満足できる美味しさだと思いました。

ちなみにこのクラシックバーガー、具のパテはハンバーグタイプだというのにお肉はレア気味で中心がほんのりロゼ色なのがフランスっぽい感じ。日本で売ったら「これ生焼けなのでちゃんと中まで火を通して下さい」とか言われそう・・・。そしてHPには12時開始と書いてあったにも関わらず、行ってみたらスタッフがだらだらお喋りしていたので20分位開店が遅れていました。これもさすがのフランス・笑



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