何度も書いているように、旅行に行ったらご当地料理を制覇しないと気がすまない私にとって、チェコといえば名物「スヴィーチコヴァー」を食べずにはいられません。正式名をスヴィーチコヴァー・ナ・スメタニェという長くて不思議な名前のこの料理、ボイルした牛のヒレ肉にシチューをかけ、クランベリーソースと茹でパンのような主食・クネドリーキを添えた一品。
さっそくチェコ伝統料理のおすすめ店らしい「Celnice」へ行ってみました。
お待ちかねのスヴィーチコヴァーです。う〜ん、肉を茹でているだけあってパサパサしてるし、ソースも塩がきつくてお腹にもたれるような・・・。蒸しパン好きなのでクネドリーキはとっても美味しく戴きました。
なんとなくチェコ料理に満足感を得られないまま、他のエリアを歩いていたらたまたま見つけた「mistral café」。表参道の裏道にあってもおかしくないやたらとオシャレ感漂うカフェで、もしかするとこういう所のモダン伝統料理の方が美味しいのかも、と入ってみることに。
こちらのクネドリーキは本当に蒸しパンのよう。どうやら色々なタイプがあるようです。そしてお肉もほどよくジューシーだし、ソースとも上手く絡んで美味しい。やっと気に入った味に出会えてほっと人心地。
こんなにお洒落で美味しいのにお値段は驚きの低価格ということで、また後日来てしまいました。その時にはこれまたチェコの代表的なデザート、パラチンキをオーダー。これは
ブダペストに行った時にも食べたことがあるパラチンタによく似たクレープで、チェコ料理には陸続きの隣国から輸入したりされたりしたものがいくつもあるとか。
結局クネドリーキが一番美味しいなということで、スーパーで棒状のものと蒸しパンタイプを買って帰りました。